2023/12/12 19:00

12/26追記:目標金額無事に達成しました!ありがとうございました!
https://readyfor.jp/projects/ten-ship


みんなで作る商店街のみんなの居場所


ご近所・作業所ふれんどさんとの散歩中、フルトショチョーが「このお店、もうすぐ閉店してしまうらしいよ」と言っていた、笹塚十号通り商店街の八百屋さん。なんと創業98年、商店街で一番の古株だったとのこと。馴染みの店が無くなるとあって、その噂はすぐに広まっていきました。わたしたちも「あの場所何になるんだろう...?みんなで使えたらいいねぇ」なんて夢物語のように話していたんですけれど、いろいろな方とのご縁あって、その跡地を、街のみんなの居場所「笹塚十号のいえ」に生まれ変わらせることになりました。


クラウドファンディング始動!


いつもけやき広場マルシェなどでお世話になっていて、八百屋さんとの親交もアツかった「まちのお手伝いマネージャー」(TEN-SHIPアソシエーション)戸所さんを中心に、福花もふくめ、10団体ほどで家賃を出し合いながら運営していくことで話は進んでいきました。しかし、創業98年の店舗改装のための資金の壁は、やはりとても厚かった。補助金の申請をしたりと、みんなでいろんな知恵を出し合いましたが、空き家をそのままにしておくのにはそれだけでコストがかかります。 


そこで、年の瀬の忙しい時期ではありますが、クラウドファンディングに挑戦することにしました。122311時までとなりますが、下記リンク先のプロジェクト概要をお読みいただき(フッカのイシヅカボスもドアップで登場しています)、共感いただければぜひ支援をお願いいたします。


READY FOR笹塚の元八百屋さんを、地域に開かれたみんなの居場所に!

目標金額:3,600,000
支援金額:2,495,000円/達成率69%(121214:30現在)
※目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取れるAll or Nothing方式です。


アトリエ福花が描くこと


<街との接点、社会との接点>
どんな場所になるのか具体的なことはこれからですが、区外の人ももちろん活用できる、地域に開かれたスペースになると思います。アトリエ福花としては、スタッフもメンバーさんも、もっと街と接点を持てる場所になればいいなぁと考えています。あちこち出歩いたり、駅前でのマルシェも不定期で行っていますが、まだまだ街とのつながりは不十分だな、と感じているので、この場所でのつながりを通じて、街づくり・地域づくりに参加していきたいです。


<ただいるだけで~サードプレイス>
また、メンバーのなかには、自宅→アトリエ福花→自宅といったように、事業所と家の往復で毎日が終わってしまうひともいます。駅前のカフェに行くのはちょっと怖いけど、あそこだったら行けるかなといった安心できる場所ができたら。家にもいたくない、福花にも行きたくない(笑)、じゃああそこに行こう…、と思える第3の居場所みたいなもの。福花にきたとしても、「あの人うるさいー!キーッ!」となってしまう日もあるかもしれない、そんなときに裁縫道具だけ持って作業しに行ける場所。そこでまた、モノ作りが好きな人たちが集まって、街のサークルみたいなものが生まれたら楽しいし、何をしなくても、ただそこにいる、というだけで社会に開かれていくような場所になったら。

 

<商店街でアート鑑賞>
展示・販売スペースとして活用したいという思いもあります。私たちの施設・ホープ就労支援センター渋谷の1階には、パンとお菓子を作っているA型事業所・渋谷まる福の販売店舗があって、アトリエ福花の商品もそこで販売してもらっているのですが、施設全体のスペースが十分でなく、作業スペース確保優先のため、その店舗も年々縮小傾向にあります。もともと店舗にはカフェがあり、その壁で絵の展示・個展などをしてきたのですが、今はそれもできなくなってしまっています。作品を見てもらうことはメンバーさんたちの自信・励みにもつながりますし、また逆に、普段絵やアートを見る機会がない方々に楽しんでもらえる「商店街のアートスペース」になったら面白い!


いっしょに何かやりましょう!


福花が得意とする小麦粉袋のアップサイクル、シルクスクリーンなどのワークショップを楽しんでもらうのもいいかも、とアイデアはいろいろ出てきます。みなさんと一緒に何か新しいことをやっていくという展開もあるかもだし、ぜひ、一緒に盛り上げてくれたら!と思っています。リターンには「スペースを一日自由に使える」なんてのもあります。
https://readyfor.jp/projects/ten-ship

 

笹塚十号通り商店街を歩いて


笹塚駅からすぐの、メディアで取り上げられがちな渋谷区の一般的なイメージとはちょっと違う?人情味ある商店街。フッカー・アビィさんとひなたぼっこさん、ニュースタッフ・タケさんと一緒に撮影ツアーを行っている最中にも、通りがかったおっちゃんが「兄ちゃん!もっと笑いな~!」と声をかけてくれました。プロジェクトリーダーの戸所さんにも偶然お会いでき、一緒に撮影。クラウドファンディングページ、戸所さんの想いが熱く、けっこうなボリュームになっていますが(笑)、ぜひ一度覗いてみてください。よろしくお願いいたします。